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アトリエ通信〜アラスカ野生動物画家きむらけい〜

アラスカ野生動物画家きむらけいの日々徒然

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イカにもブラッディだったのは去年まで

先月、義弟と義弟のお父様と3人でアオリイカ釣りに行きました。

アオリイカは「エギ」というエビの様な形をしたルアーで釣ります。
エギはキャスト後、着水するとゆっくりと沈み
数秒後、2〜3回ロッドを大きくしゃくると
まるで生きたエビや小魚のようにヒラリと水面に向けて上昇、
アオリイカはこの誘いに接近してきます。
しゃくるのを止めるとエギは再び水中へ沈み
この時にアオリイカはエギに抱きつきます。
エギの下部には鋭い針が放射線状に2重構造に生えていて
軟体動物のアオリイカが一度抱きつくと逃げられない仕組み。
簡単そうで実は難しく、奥が深いこの釣りは、取り憑かれる人が多いのです。

以前義弟が釣り上げた体長20cmのアオリイカを
釣り場ですぐにまだ半透明の状態でさばいてくれました。
その味はアオリイカの刺身の概念を覆す生涯で一番の味でした。
釣り人の特権の味ですね。
家族にもこの味を体験させてあげたいので、
慎重に絞め、キンキンに冷えたクーラーで保存して持ち帰ります。

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深夜3時半、日本海までロングドライブに出発し朝7時、到着。
アオリイカの警戒心が少ない早朝が勝負です。
先週末、義弟は20杯の釣果だったそうで
期待出来る状況なのですが、なにしろシーズン真っ盛り。
釣り人が多くなると警戒するようになるので
週末後の今日の釣果はあまり望めないだろうと考えていました。

一杯も釣れず、あっと言う間に2時間経過。
この日は蒸し暑く、30度近い気温の中、日陰の全くない礒や岩場で
早朝から懸命に釣り続け…体力の消耗が予想以上でした。
お父様が早々に戦線離脱、休憩を兼ねて他のポイント下見に。

今夜はパートナーの実家で両親と義弟家族と私達夫婦で
「アオリイカパーティー」を10名で開催。
となると最低10杯は欲しいところ。
家族は釣り場の過酷な状況など考えず
夕方には新鮮なアオリイカが到着すると決め込んでいるでしょう。

気合いを入れ直し、気力を振り絞ってキャスト再開。
すると義弟が連続で2杯。そしてようやく私も1杯目を釣り上げ
午前10時で合計4杯。
獲物の少なさに漁港の魚市場を意識し出す。
と、私の足元をひと際大きなアオリイカが横切っていきます。
エギを放り込むと、あっけなくその大物はエギに急接近、抱きつきました。
とても重くて強い引きでしたが無事ランディング成功。
その後私は3杯を仕留めて合計5杯。義弟は合計10杯。

午後1時に釣りを終了、義弟のお父様を家にお送りし、
4杯のアオリイカをお母様にお渡しすると
お礼にと畑で取れたお野菜をいただいき恐縮。
このお母様は鮎の友釣りの名手なのです。
毎年おいしい鮎や自家製の梅干しを頂いています。

帰宅後、溺愛する姪っ子と甥っ子に大イカを見せて自慢するも
可愛い姪っ子は大きな瞳でイカを見つめ、クールに
「大きいのは刺身で食べると美味しくないよ」と。
彼女のアドバイスで私の大物はイカリングに。
新鮮な刺身とイカリングやバター炒めを
美味しそうに食べてくれる家族の笑顔に、今日の苦労が報われました。

恒例となりつつあるアオリイカパーティー。
家族の釣り場状況を無視した期待と炎天下の気温と
アオリイカの警戒心に立ち向かい、義弟と来年も日本海を目指します。

さて。タイトルのブラッディの件。
昨年のアオリイカ釣りで山用ウォーキングシューズで岩場を歩き転倒。
肘を強打し、Tシャツに血痕付着、打撲の痛みはひと月続きました。
義弟の向けるカメラに痛みをこらえ笑顔を向ける私でした。

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